美容師に「定年」はあるの？長く現役を続ける方法と選択肢

こんにちは！この記事では、美容師の定年事情について解説していきます！

美容師は好きだけど、いつまで続けられるのか知りたい、美容師に定年制度ってあるのか、など美容師を長く続けるコツを徹底解説しますので最後までご覧ください！

美容師に定年という明確な年齢制限は法的に定められていません。以下で解説します。

法律上は定年がない職業の美容師ですが、働き方によってキャリアの終わり方が違います。

正社員美容師の場合は、定年する年齢は勤務する美容室の規定に従うことになります。大抵の場合は65歳が多いようです。業務委託の美容室の場合だと基本的に定年はなく、体力的に働けて、業務委託契約を締結してくれる限りはずっと美容師を続けられます。

美容師に定年制度が対象外の理由は、職業柄によるところが大きいです。技術や人柄が重宝される美容師は年齢制限がないためです。

では実際に美容師が引退する年齢はどれくらいなのでしょうか？

美容師が引退する年齢は平均で、60~65歳ほどと言われています。先ほどあったように正社員美容室が設けている定年時期が65歳という場所が多いです。

もちろん、体力の違いや、ご家庭の事情、雇用形態によっても引退時期は変わってきます。

どのようなことがあると年齢的にきつくなってくるのか見てみましょう。

立ち仕事ならではの体力的負担を感じ始めると仕事がしんどく感じるでしょう。他にも、シャンプー時の腰痛、手荒れなども要因になります。

加齢により感覚が鈍ると技術的に厳しくなります。また、視力の低下や握力の低下も技術に支障をきたす原因になります。

50代・60代になっても現役で働く美容師もたくさんいます。そのような美容師の実例を紹介します。

体力的にしんどくなってきたら週休4日、パートタイムで1日に6~7時間勤務という働き方なら余裕を持って仕事をすることができますね。

顧客がたくさんいる美容師であれば、フリーランス美容師に転職すると給料が増えます。目安としてはひと月に100人弱ほどの顧客が来てくれる美容師さんがおすすめです。

自宅サロンを開設するお金はかかりますが、好きなお客様と好きな働き方ができるのでストレスフリーに美容師を続けられます。

では、年齢に合わせた働き方の選択肢について一緒に確認していきましょう。

まずは体力的に続けやすい働き方から見てみましょう。

体に負担が少なくするためには働き方を変える必要があります。働く時間を少なくできてこなす仕事量を減らす以下のような働き方を考えてみてください。

正社員美容師では働き方や収入が働く美容室の規模で決まってしまいます。業務委託やフリーランスになれば休みの自由度が上がるのと、収入も増えることが予想されます。

独立は初期投資や勇気がいりますが、軌道に乗せることができれば最高の自由とゆとりある美容師ライフを続けることができるようになります。

以下の記事で美容師の収入アップの秘訣について解説していますので参考にしてみてください。

それでは、美容師として長く働くための心構えと準備について解説していきます。

それぞれ見ていきましょう。

今まではトレンドのカラーやパーマなど、若い人向けのスキルやサービスの習得に躍起になっていたかもしれません。自分が歳をとってきたら習得すべきは、自分と同じような年齢層のお客様を満足させるためのアンチエイジング効果のある技術やデザインです。

年金や老後資産も視野に入れたライフプランを練る必要があります。以下にライフプランの例を紹介しておきます。

60代を過ぎて、仕事に対するやりがいは変わってくるかもしれません。生活するためのお金稼ぎではなく、今までやってきた集大成として素敵な着地を決められるような働き方を考えてみましょう。

ここで、美容師の定年に関してよくある質問に答えていきます。

勤めている美容室の形態によります。正社員であればお店の規定があるはずで、多くのお店は65歳くらいに定めています。業務委託やフリーランス、個人でやっている場合は体力が続く限りは美容師を続けられます。

可能です。今までのキャリアをしっかり考慮してくれる美容室を探して、なおかつ若者向けのお店よりはエイジング世代を対象にした美容室でもう一度美容師として輝いてください。

美容師の定年後の年金は加入していた年金制度により変わってきます。厚生年金、国民年金、基金年金、個人拠出年金など様々な年金制度がありますので現在加入している年金を確認してみてください。

加齢による技術力の低下は防ぎようがありません。よりシンプルな技術力でも再現できる技術を専門にしている美容室に転職したり、訪問美容のような複雑な技術がいらない働き方に切り替えるという選択肢を考えてみてください。

筆者が運営している、東京、三鷹にあるLuX Hair Salonは美容師として長く働ける環境が整っています。少しだけその詳細を紹介させていただきます。

正社員勤務ですが、週休は3日まで取得可能です。土日祝日関係なく休めるので家庭の都合に合わせて休めます。

シフトは自分が好きな日を設定できます。予定があるときは、あらかじめ予約表を管理して遅く来たり早く上がることも可能です。

売上構築の仕組みがあるので安定した給与の支給が可能です。さらに、美容室では珍しいボーナス支給制度もありますので老後の資産形成に役立てられます。

入社時に技術や接客の指導研修がありますので、技術に不安がある方やブランクがある方でも安心して業務に取り組むことができます。

美容師は自分の意志で続けようと思えばいつまでもできる仕事です。体力的にきつくなってきたら自宅サロンに切り替えたりパート勤務にするなどすれば楽に続けることができます。

正社員美容師で週休3日休めて、1日の対応人数が多くても4人の美容室なら50代、60代になっても続けることができます。ルクスはそんな美容室なので気になる方はなんでも相談してください。