美容師の勤務時間は長い？長時間労働の実態と働き方の選択肢を解説

こんにちは！この記事では、美容師の勤務時間について解説していきたいと思います。

他業種と比べた場合の勤務時間や、同じ美容師でも正社員、フリーランスや業務委託の場合はどうなのかなど気になる点なども説明していきますので最後までご覧ください。

まず初めに、働き方の違いによる美容師の勤務時間のリアルな実態について見ていきましょう。

美容師の働き方によって勤務時間はだいぶ変わりますので一緒に確認しましょう。

正社員美容師の勤務時間は、残業を含めると10時間を超える場合もあります。労働基準法で定められている週に40時間規定を大きく超えるので勤務時間は長めと言えるでしょう。

業務委託・フリーランス美容師の勤務時間は自分で自由に決められます。契約をしているお店が提示する最低限の勤務時間以上であれば働きたい時間働けばいいのでそれぞれ好きな時間働けます。

個人サロンではオーナーのさじ加減で早めに帰れたりもしますので平均的な勤務時間は正社員よりも少なめでしょう。大手サロンは規律やルールがきっちりしているので営業時間イコール拘束時間となるのでやはり10時間ほどになります。

一般企業だと時間外労働は残業とみなされて手当がつきますが、美容室においての残業（スタッフ教育やミーティングなど）は残業とみなされずなんの手当もないのが一般的です。

美容師の勤務時間が長くなる理由は様々です。いくつか紹介していきます。

既に美容師として働いている方は納得がいくと思いますが、それぞれ説明していきます。

カットやカラーパーマなどの技術ができるようになるには練習が必要です。営業中はお客様の対応があるため、営業時間外である営業後や営業前に練習をします。さらに、お店の方針を決めて意識共有するためのミーティングも営業時間外で行うため、勤務時間が長くなります。

接客業として致し方ないのですが、お客様によっては施術に時間がかかったりした場合に勤務時間が延びます。電話対応やカルテ記入などの作業があるとなおさらです。

新しい技術や薬剤を取り入れる際に行う講習は営業時間後やお店の休日にあります。店舗合同での練習会やイベントなども同じです。これらのお店運営にまつわる業務で勤務時間が延びます。

ではそんな勤務時間が長くなりがちな美容室ですが、どうすれば勤務時間を短縮できるでしょうか？

それぞれ見ていきましょう。

シフト制のサロンであれば早番、中番、遅番など1日に出勤するコアタイムがはっきりしていますので残業や無駄な拘束時間がありません。

正社員美容師ではなく、業務委託やフリーランスの美容師として働けば勤務時間や休日は自由に選択できるようになります。自分の好きな時間に働きたい方におすすめです。

無駄をなくして効率的に働けるようになると早く仕事が終わります。通常2時間かかるメニューを1時間半で済ませられるようになれば30分の空き時間ができますし、自分がやるべきではない仕事は他の従業員に回せばその分の時間で違う大事な仕事ができます。

美容師が自分らしい働き方を実現するためのコツを知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください！

ここで、筆者である私が運営をしている美容室、LuX Hair Salonを紹介いたします。勤務時間や休日は自由にアレンジが可能なので自分のライフスタイルに合わせて勤務することが可能です。

それぞれ説明します。

ルクスでは週休2日（月8日休み）か週休3日（月休み12日）を選べます。さらに土日祝日などに休みを取ることも可能です。休み日数が少ない美容業界では珍しく、年間休日日数は140日ほどになります！

ルクスの営業時間は9：00〜18：00です。練習会や講習、ミーティングや朝礼終礼などはありませんので、仕事が終わり次第帰ることができます。予約がない時間帯はお店にいなくてもいいので夕方に予約がなければ昼過ぎに帰宅することも可能です。

長期休暇は年に3回取ることができます。年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みなどです。長期休暇を取るタイミングは自由に決められるので、あえて混まない時期に休暇を取ることもできます。

詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。働きやすさを追求した美容室の中身を紹介しています。

美容師はお客様対応だけでなくそれ以外の業務もあるので勤務時間が長くなりがちです。それでもやっていて楽しいと思えるのが美容師という仕事の醍醐味です。

ですが、今の勤務時間に納得がいっていなかったり体や心的に大変だと思う方は是非働き方を選んでみてはいかがでしょうか。今よりも楽に働きながら今よりも稼げる美容室がきっとあります。